国見峠・山岳マップ

 国見峠は、その昔、出羽の国と呼ばれた秋田と陸奥の国と呼ばれた岩手の国境であり、また仙岩峠は、明治になってから名づけられた峠道です。この峠道は遠く古代から開かれていましたが、険しい山並みと冬季の厳しい気候が人々の交流を妨げる難所でした。

 この峠道は時代ごと、また交通手段が変わるごとに整備が繰り返されてきましたが、まるで峠道の博物館のように、それぞれの時代の道が、今もほとんど手付かずのままで残されています。

 歩くことでしか越えられなかった江戸時代までの峠道(以下「江戸の道」)。人力車や荷馬車が通った明治以降の峠道(以下「明治の道」)。車の時代となった昭和の峠道。大量高速時代の交流を支える現代の峠道。それぞれの時代の道には、その時代の知恵と労力の跡が刻まれています。

 奥羽山脈の大自然の中に残された峠道の博物館とも言える「国見峠・仙岩峠」の今昔とその物語を紹介します。

【新着情報】

「国見峠・仙岩峠」は、盛岡から秋田に向う国道46号の奥羽山脈を越える標高最高位地点で、現在は仙岩道路と呼ばれ「仙岩トンネル」に代表されるエリアにあります。

国見峠・仙岩峠地図