　山の向こうに何かがある。
その思いが、険しい山を越える道を拓かせました。
「峠」には今もそこを拓いた人々の思いがひっそりと息づいています。
　そして、峠は「こちら」でもなく「あちら」でもないあいまいな空間です。「越える苦しみ」「越えた喜び」が交じり合ってその場に立つと不思議な感慨を覚える「峠」。
　秋田と岩手を隔てた奥羽山脈を越える国見・仙岩峠、そこにはいく筋もの峠道の跡と、峠道を切り拓いた時代の暮らしと、知恵と汗、歴史がタイムカプセルのように残されています。
　私たちによる峠の調査は今始まったばかりです。
これからさらに調査を行い、この峠を紹介していきたいと考えています。

参考資料と協力いただいた団体
このホームページの作成にあたってはたくさんの方々の協力と下記に文献を参考にさせていただきました。

参考資料
■国道46号紀行　建設省東北地方整備局秋田工事事務所
■歴史の道調査報告「生保内街道」秋田県文化財調査報告書、秋田県教育委員会
■田沢湖町の文化財「古の散歩」田沢湖町（現仙北市）教育委員会
■雫石町町史　雫石町
■雫石町小史　雫石町歴史民俗族資料館
■岩手の峠路　那須　光吉　熊谷印刷
■思い出の仙岩峠　池田　徹郎（元水沢緯度観測所所長）
■峠の会　高橋　康文　元岩手大学学芸部長
■一里塚とお助け小屋　佐藤　忠治
協力いただいた団体
■滴石史談会
■北浦史談会
■国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所
■国土交通省東北地方整備局秋田河川国道事務所
■仙北市・仙北市教育委員会
■雫石町・雫石町教育委員会

無断で当ホームページの複製、転用を禁じます。ご希望の方は下記までお問い合わせ、ご連絡ください。